【質問】4月から一人暮らしをするのですが、学生マンションと学生寮も気になります
4月から大学に通います。一人暮らしの物件もいくつか見ていますが、なかなか希望する物件が見つかりません。
学校から近い(できれば徒歩10分以内)物件をメインで探しているから限られてくるんだと思います。
友だちに相談してみたら「学生マンションや学生寮っていうのもあるみたいよ」と言われました。学生マンションや学生寮って住みやすいんでしょうか…?
【回答】まず学生寮の特徴について説明します
まず、学生寮と学生マンションの違いをきちんと理解したうえで、利用を検討しましょう。
学生寮は賃貸のアパートとは違い、机やベッドといった生活するうえで最低限の家具が備え付けされているところが多いです。
一般的には学生のみ入居可能で、2~3名(相部屋)の共同生活になりますが、寮によっては個室完備の寮も増えてきました。とはいえ、バス・トイレ・キッチンは共同で使用します。
学生寮にとっての大きな魅力は、朝・夕の食事が提供されることです。メニューは日替わりで温かい食事を食べられるため、自炊が苦手な方に適しています。
また、寮父・寮母さんが住み込みで働いているところもあり、体調不良なときや困り事があった場合は、サポートしてくれます。
門限や食事・入浴の時間など、共同生活をするうえでの独自ルールが設けられているのも学生寮ならではの特徴です。
そのほかの学生寮のメリットとして、共同生活を行うぶん、同じ学校の友人が増えますし、賃貸アパートに比べ、家賃が安く抑えられます。
ただし、さまざまなルールが設けられているため、そのルールに縛られたくない人は、賃貸アパートか学生マンションがおすすめです。
【回答】学生マンションの特徴について説明します
一人ひとりの個室が用意されている学生マンションは、プライベートな空間が確保でき、セキュリティがしっかりしています。中には女性限定の学生マンションもあるので、女性が多いところに住みたい人はそのようなマンションをメインに探しましょう。
マンションの管理規則はありますが門限はないので、日中は学校・夜はアルバイトと、学生生活を自由に送りたい人に適したスタイルです。学生寮の場合、友人を招く・泊める際もルールが設けられていますが、学生マンションは自由に友人を招き、一緒に過ごせます。
学生マンションに住む場合自炊が必要ですが、鳥取大学近くの学生マンションのように、食事付きのマンションも存在します。「自炊が苦手…だけど寮生活は自分に合わない」という人は、このようなマンションが向いているかもしれません。
ただし、学生マンションは学生寮と比べ、1ヶ月の支出が高い傾向にあります。家賃や生活費を抑えたい人は学生寮、少々支出があってもプライベートな時間を確保したい人は学生マンションが適しています。