【質問】最近腰痛で悩むようになりました
コロナ渦の影響か、以前は全くなかったのに、最近になって腰痛に悩むようになりました。
1回ギックリ腰をしてしまい、その後、動けないほどの痛みはなくなったのですが、なんとなく重い感じや軽い痛みなどはずっと続いています。
どうしてこんな腰痛が起こるようになったのか、ケアをする方法と合わせて知りたいです。
腰痛の原因はかなり様々なものがある
腰痛の原因として考えられるものは多岐にわたり、原因を突き止めるのが難しいこともあります。
腰痛の最も一般的な原因は、筋肉や骨格系の問題です。
例えば、慢性的な筋肉の緊張や炎症、脊椎の変形、椎間板の障害などが考えられます。
また、坐骨神経痛や腰痛症候群など、神経の問題が腰痛の原因になることもあります。
他にも、内臓の問題が腰痛の原因になることもあります。
例えば腎臓や膀胱、腸などの病気の一つの反応として、筋肉に影響が出て腰痛を起こすのです。
こうした身体そのものの原因の他に、心理的なストレスや不安、うつ病などが原因で腰痛が発生することがあります。
心身症的な腰痛とも呼ばれ、ストレスなどが筋肉の緊張や血流の低下を引き起こし、腰痛が発生するのではないかと見られています。
しかし、心理的な原因がどのように影響するのはかははっきりしてない部分も多いです。
原因が分からないと治療も難しいので、腰痛についてセルフチェックをしてみると良いです。
まず、腰痛の原因となる箇所を自分で確認してみましょう。
例えば筋肉や骨格系の問題が原因の場合、一部分に集中しているケースが多いです。
また痛みの強さや頻度、痛む時間帯など、特にどのような動作をすると痛みが出るかを確認しておくと、原因を把握しやすくなります。
腰痛のケア方法
腰痛ケアの基本としては、やはり医師の診断と治療です。
こうしたセルフチェックの結果を伝えることでより正確な診断をしてもらえます。
その上で、自分でできるケアも試してみることができます。
腰痛解消には、実は運動もしくは日常生活をできるだけ今まで通り続けることが役立つとされています。
激しい運動や重いものを持つことを避け、軽いストレッチや散歩程度の軽い運動を行いましょう。
また、軽い腰痛には温湿布やマッサージで対処することができます。
血行を促進し、筋肉の緊張をほぐすことができて痛みを和らげてくれるのです。
市販の鎮痛剤や消炎剤を服用することも可能ですが、長期的な服用は避け、必ず指示された用量を守るようにしましょう。
プロの手によるマッサージやストレッチ、運動療法などのケアを受けることでも、血流の改善や固くなった筋肉のほぐしなどができて腰痛の改善が期待できます。
もし心理的な原因がある場合は、カウンセリングなどの心理的ケアを受けることも効果的です。