ウォーキングを続けていると膝が痛いのですが…
健康のため、ウォーキングを日課にしています。
いつも、無理しない程度に歩いているのですが、最近膝が痛くなることが多くなりました。
運動も大切であると十分分かっているのですが、膝が痛いと歩くのが億劫になったり、心配になったりします。
希望は、気持ちよく楽しく歩くことなのですが、何か良い方法がないでしょうか?
また、ウォーキングするさいに、何か気を付けることがありますか?
現在は、水分補給にも気を付けて歩いています。
膝に痛みがあれば「変形性膝関節症」の可能性もある
自分に合ったスピードで、無理しない程度での時間で行うことも大切です。
痛みがあるときは、早めに医療機関に足を運びましょう。
痛みが続くようであれば、「変形性膝関節症」の可能性も考えらるからです。
変形性膝関節症とは、関節部分にある軟骨がすり減ってしまうことで、痛くなる病気です。
最初は、歩いている時だけにわずかな痛みを感じる程度ですが、さらに悪化すると痛みが続くようになります。
そして、階段の上り下りが苦手になり、さらに進行すると、四六時中痛みを感じるようになります。
場合によっては、痛くて歩けないといった状態になることもありますので、気になる症状がある方は、医師に相談しましょう。
正しい歩き方でウォーキングを楽しみましょう
無理しないウォーキングは、運動不足を解消してくれます。
血行も良くなりますし、ダイエットにもつながります。
また、良い気分転換にもなってくれますので、メリットは多いように感じることでしょう。
シニアの方でも、ウォーキングをしながら、健康維持に努めている方がたくさんいるようです。
しかしながら、安易にウォーキングを続けてしまうと、思わぬトラブルにつながることもありますので、気を付けて続けることも必要です。
注意して欲しいのが、ウォーキングをする際の姿勢。
つまり、歩き方です。
間違った歩き方をしてしまうと、膝などに負担がかかり痛みが発生してしまうこともあります。
猫背の方は、特に注意が必要です。
背筋を伸ばして胸を張り、腹にぎゅっと力を込めて、しっかり足を地面に着地させるようにして歩くことがポイントです。
体を丸めるようにして歩いてしまうと、どうしても膝に負担がかかってしまいますので、注意しながらウォーキングを楽しんでください。
また、歩き方だけでなく、歩く場所にも注意が必要です。
たくさんの人が移動する場所や、自転車が多い場所、交通量が多い場所などは、ぶつかってしまうリスクもあります。
また、ちょっとした段差に躓いて、転んでしまう可能性もあります。
歩きやすい場所、歩きやすい服装を心がけ、安全にウォーキングを楽しんでください。