[質問]ルイヴィトンのバッグの中がべたつきます。直す方法はないでしょうか
クローゼットにしまっていたバッグを出したら、中がべたついていました。このべたつきはどうしたらとれますか。
久しぶりに使おうと思っていたので、大変ショックです。
[回答1]べたつきの対応策
すでに発生したべたつきは軽度と重度では対応処理が異なります。
べとつきが重度の場合
ルイ・ヴィトンは独自の素材を採用しているので、ブランドが推奨するクリームを使いましょう。
まずは、乾拭きしてからコットンやガーゼなどの柔らかい布にクリームをつけて塗っていきます。
量が多すぎると色落ちしたり、はがれたりするので少量にしておきましょう。
べとつきが重度の場合
重度だと重曹が有効です。重曹をお湯で溶かしてブラシにつけて、べたつく箇所を磨いていください。
力が強いと傷めてしまうので、注意しながら磨きましょう。
自分で行うのが心配な場合
自分で直そうとすると色落ちやひび割れ、はがれが発生する恐れがあります。
自信がなければルイヴィトンのリペアサービスを利用するといいでしょう。正規のパーツを使用して修理してくれます。
ただし、修復まで1か月ほどかかり有償です。バッグの傷み具合によっては修理を断られる恐れがあります。
また、革製専門のリペアショップでの修理も可能です。べたついている箇所をルイヴィトンと類似したパーツに交換します。
ブランドからの補償外となってしまいますが、ルイヴィトンのリペアサービスよりリーズナブルな価格で修理できるので、検討してみてください。
[回答2]べたつきが出ないよう保管する
べたつきは合皮やナイロン素材によくみられる加水分解という現象で、湿気が原因です。
ルイヴィトンに限らずブランドバッグは湿気が大敵なので、通気性の良い場所に保存しましょう。クローゼットの奥にしまっていると、べたつきやカビの原因になってしまいます。
クローゼットにしまう場合は、定期的に換気してください。バッグの中に乾燥剤を入れておいてもいいでしょう。
ルイヴィトンの場合、購入時に箱がついてきますが、湿気がこもってしまうので長期間の保管はやめてください。長期間、保管する場合は不織布に入れるのがおすすめです。
[回答3]修理に出さず売却
べたつきがひどい場合は、修理に出さずに売却するのも選択肢の一つです。買取業者はべたつきがあるブランドバッグでも買取ってくれます。
買取価格は美品に比べて落ちてしまいますが、需要が高いためヴィトンは高価買取してもらえる場合があります。
べたつきでダメになってしまったと諦めないで、一度査定に出してみましょう。