みんなのQ

ターゲット別に疑問を解決するFAQサイト

ランニングで体を動かす男女
シニア

健康のために体を動かすようにしています

健康のために体を動かしていたのですがダメなのでしょうか

退職後、一気に運動量が減ったので運動することを心がけていました。
しかし、健康のために行っていたのに運動のやりすぎは良くないと医師に言われてしまい困っています。

シニアになると運動は控えたほうがいいのでしょうか。
続けるとしたらどのような運動がいいのでしょう。

運動には適正な量があります

高齢者になると運動量が減り、筋力も落ちてしまいます。
長く健康でい続けるためには運動はとても大切です。
しかし問題となっているのが運動のし過ぎで、高齢者には特に多く見受けられます。

物には何でも適量があり、これは運動も同じです。
高齢になってくると体の様々な部分で老化が進んでいます。
そのため今まで問題なかったことも負担になっていることが多いのです。

歩くことやジョギングなどの走ることは高齢者の運動としても良いとされています。
しかしあまりにもやりすぎると足や腰を痛めてしまう原因です。

高齢になると一度のケガで動けなくなることもあります。
一気に筋力も衰えていくので今までできていたこともできなくなってくることも多いのです。
ケガをすると元の状態に戻れないこともあるので無理のない範囲で行うことを心がけましょう。

どうしても人は適量と言われているものよりも多めに運動をしてしまいがちです。
しかし適量を超える運動量は体に負担がかかりますし、個人差もあります。
そこで少しずつ様子を見て適量よりも少なめから運動を心がけるようにしましょう。

やりすぎは死に至ることもある

運動は健康に良いものだからどれだけやってもいい、と思っている人もいますが決してそうではありません。
過度な運動は命の危険もあります。

体調が少しでも悪いときに運動をしすぎると脱水症状を起こしやすいです。
睡眠不足や体調不良の状態で過度な運動をすると脱水症状でそのまま心筋梗塞を起こして突然死に至ることもあります。

これは持病のある人に限ったことではありません。
普段から健康に気遣っていて元気に活動で来ている人でも突然死を起こす可能性はあります。
高齢になったら運動することにはリスクが伴うことを理解したうえで行うことが大切です。

とはいえ恒例になったら何も運動をしてはならないわけではありません。
自分の適切な運動量とその日のコンディションを理解して運動をすることが大切です。

運動をする際には心地よい疲労感が残る程度にしておきます。
次の日まで疲れが残ったり、起き上がれなかったりする運動はやりすぎです。

無理なく継続して続けるためにも「もう少しできる」と思う程度で運動は止めておくことを心がけましょう。
そうするだけで運動中の突然死のリスクは防げます。

返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です